第89回選抜高校野球大会出場校観戦チーム

高校野球は8日(水)に練習試合解禁、10日(金)には選抜甲子園の組み合わせが
決まり、19日(日)に開幕、同じ時期に四国、九州の各県、東京の一次予選などが
開幕します。いよいよ高校野球シーズンが近づいてきました。選抜出場校のうち、九州
代表の福岡大大濠、東海大福岡、熊本工、秀岳館、中国代表の宇部鴻城、市呉を昨秋の
公式戦で観戦しました。昨春の秀岳館のベスト4の好成績に続き今年も各チーム期待が
できそうです。

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福岡大大濠

昨秋県大会、九州大会、神宮大会を1人で投げ抜いた最速144キロ右腕・三浦投手は
スタミナがあり頭脳的なピッチングが光ります。旧チームエースの濱地投手と同じく
打者によってうまく配球を変え、特に追い込んでからのストライクからボールになる変化球
のコントロールの良さは抜群でした。打撃陣は出塁率の高い一番・久保田選手をはじめ、
新チームで遊撃から捕手にコンバートされた強肩強打の古賀選手、一発長打がある東選手、
シュアなバッティングの稲本選手のクリーンアップを中心に切れ目のない打線です。
また外野手がたびたび際どいフライをダイビングキャッチでアウトにするなど
非常に守備も堅いです。スポーツ各紙、雑誌もA評価が並び優勝も狙える戦力と思います。

東海大福岡

昨秋県大会でのサヨナラ勝ちなど接戦を勝ち抜いて九州大会進出。九州大会でも驚異的な
粘りを見せ3勝をあげ決勝進出を果たし選抜出場を手にしました。打線はそれほど長打力
はありませんが、経験豊富な1番・有安選手をはじめチャンスに勝負強い打者が並びます。
投げては右サイドスローの安田投手が県大会、九州大会全試合登板し力投しました。
120キロ台中盤の直球と、あまり速さの変わらない手元で少し変化するチェンジアップ系
の球を低めに集めます。九州大会明豊戦では低めへの制球が冴えポップフライで次々打者を
打ち取りました。更に昨夏の県大会で観て抜群の素材と思った本格派右腕・佐田投手も故障
から復活して選抜でも楽しみです。

熊本工

エース右腕・山口投手は今大会屈指の速球派。観戦した県大会文徳戦で自身最速の149キロ
を記録しました。スリークォーターからやわらかいフォームで快速球を投げます。投球時の
ステップは特別大きくないですが、球持ちが良いためかマウンドよりも近い場所から投げて
いるようなかんじでした。各打者真っ直ぐに差し込まれていたのが印象的でした。一方の打線
はチーム打率は高くないですが、少ないチャンスを集中打で得点に結びつけます。

秀岳館

昨夏春夏甲子園ベスト4のメンバーが残り非常に強かったです。主戦投手は左腕2人で、エース
田浦投手は140キロ台の伸びのある速球で昨秋九州大会長崎東戦で7回17奪三振被
安打1の好投を見せました。同じく左腕の川端投手も140キロ超の球を投げ縦のスライダー
もキレがありました。打線は旧チームからのレギュラーが中心で、思い切り叩くバッティング
で速い打球を飛ばす木本選手や、九州大会でのホームランのように変化球で体勢を崩し
かけても力でレフトスタンドまで持っていく広部選手など強打者が並び破壊力抜群でした。

宇部鴻城

プロ注目のショート・嶋谷選手をはじめ内野守備が鉄壁でした。盗塁数はそれほど多くない
ですが俊足選手が並び機動力は高いです。打撃は1番古谷選手と4番嶋谷選手が観戦した試合
では大当たりで、選抜でも勝負のカギになりそうです。投手陣は左腕投手3人、右腕1人が
結果を残しており、選抜ではどの投手がエースになるかも注目です。

市呉

尾道商を率いて3度選抜出場を果たした中村信彦監督が2007年の創部以来指揮を執り10年
目で甲子園出場を果たしました。エース左腕・池田投手は丁寧にコーナーを突き打たせて
とり、堅実な守備で盛り立てます。打線は中軸は力強い打撃の選手が並び、下位打線は厳しい
球はファールで粘って球数を投げさせるなどしぶとい打者が目立ちました。

三浦銀二投手 福岡大大濠

2016/11/12 嶋谷将平 (宇部鴻城高校) 札幌第一戦での2安打 2年秋
2017年 ドラフト候補

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