選抜甲子園9日目準々決勝

選抜9日目の結果です。準々決勝4試合が行われ智弁学園、龍谷大
平安、秀岳館、高松商が勝って準決勝進出を決めました。1試合目
は智弁学園エース・村上が球威のある直球と低めに決まる変化球
で強力打線の滋賀学園をわずか2安打におさえ完封しました。打線も
滋賀学園の投手陣から小刻みに加点しました。2試合目は平安・
市岡、明石商・吉高の左右の好投手の息詰まる投手戦となり、龍谷
大平安が延長12回、二死満塁から1番小川のサヨナラヒットで
2年ぶりの4強入りを決めました。3試合目は秀岳館が1点リード
された9回、6番広部のライト前ヒットで土壇場で同点、続く堀江
の中越えヒットで劇的サヨナラ勝ちをおさめました。木更津総合・
早川は8回までキレのある直球とスライダーで秀岳館打線をわずか
2安打に封じましたが、9回に連打を浴び惜しくも敗れました。
4試合目は両チーム計34安打の打撃戦となり、長打、スクイズ、
盗塁など多彩な攻めで相手4投手を攻略した高松商が打ち勝ち51年
ぶりのベスト4進出を決めました。敗れた海星は5番永石がノースリ
ーからバックスクリーンにたたきこむホームランを打つなど強打で
反撃しましたが、終始後手に回りあと一歩およびませんでした。

滋賀学園
智弁学園
【滋】 神村、棚原―後藤
【智】 村上―岡沢

智弁学園の村上が3試合連続完投。制球のいいスライダーで
泳がせた。テンポの良い投球が光り、今大会2度目の完封。
打線は納の適時三塁打などで三回までに5得点。立ち上がり
を攻めて主導権を握った。各打者が変化球をしっかり引きつけ、
コンパクトにはじき返した。滋賀学園は的を絞れず単打2本と
沈黙。三塁を踏めなかった。

SANSPO.COM高校野球【戦評】より

明石商
龍谷大平安
【明】 吉高―藤井
【龍】 市岡―竹葉

龍谷大平安が延長十二回にサヨナラ勝ちした。市岡の二塁打
を足場に二死満塁とし、小川が左中間へ適時打を放った。
龍谷大平安の左腕市岡は六回に先制されたが、粘りの投球
でその後のピンチをしのいだ。明石商は先制した後の七回の
スクイズ失敗と同点の八回に二死満塁を逃したことが響いた。
力投の吉高を援護できなかった。

SANSPO.COM高校野球【戦評】より

木更津総合
秀岳館
【木】 早川―大沢
【秀】 有村、中井―九鬼

秀岳館が逆転サヨナラ勝ち。0-1の九回に2四球などで
二死一、三塁と攻め、広部の右前打で同点。続く堀江が
中越えに適時二塁打を放った。八回まで木更津総合の早川に
2安打に抑えられていたが最後に打線がつながった。木更津
総合は四回に先制。しかし、その後のチャンスで追加点を
奪えず、好投の早川を援護できなかった。

SANSPO.COM高校野球【戦評】より

高松商 17
海星
【高】 浦、美濃―植田響
【海】 春田、土谷、間、広森―田川
本塁打  永石(海)、植田響(高)

高松商が22安打を浴びせて17点を奪った。スクイズを
含む五つのバントが全て得点に絡むなど、無死の走者を必ず
得点に結び付けた。五回はスクイズと犠飛。八回は植田響が
ソロ。効果的な盗塁もあり、めりはりの利いた大量点だった。
海星は12安打こそ放ったが、後手に回って苦しい展開。
前半は浦の変化球を打ちあぐね、好機を生かし切れなかった。

SANSPO.COM高校野球【戦評】より