高校野球秋季大会10月31日の結果です。中国大会準々決勝4試合が行われました。
宇部鴻城、鳥取城北、創志学園、市呉が勝って準決勝進出です。
中国
▽準々決勝
米子松蔭000 000 000=0
鳥取城北000 201 00X=3
華陵__021 000 020=5
宇部鴻城430 100 03X=11
広島新庄010 000 020=3
市呉__100 001 12X=5
関西__001 001 100=3
創志学園010 601 10X=9
ユーピーアールスタジアム2試合は観戦してきました。鳥取城北-米子松陰、市呉-広島新庄
鳥取城北は背番号10の右腕・大宮投手が140キロ近いストレートとキレのある
変化球を低めに集め米子松蔭打線をわずか4安打におさえて完封しました。
セットからクイック気味に投げるなどうまくタイミングをはずし腕も良く振れていま
した。米子松蔭は先発・高木投手が長身から落差のあるカーブで好投しましたが、
失策が重なって先取点の2失点につながったのが響きました。
市呉と広島新庄の試合はエラーは出たものの両チームの守備のうまさが印象に残りました。
特に両チームのショートは球際も肩も強く素晴らしい守りでした。昨日からの連戦と
なったため、両先発投手ともに本調子ではないようでした。市呉の打線はよく振れており
初回から鋭い打球を連発。左打ち選手は流し打ちを徹底したり、低い構えで打席に立つ
打者もいて相手にプレッシャーをかけていました。
初回に市呉が3番近藤選手の左中間二塁打で先制。8回には4番新田選手の三塁打で勝ち
越しました。広島新庄のエースは旧チームのエース・堀投手よりオーバーハンド気味の左腕
・有村投手で、少しインステップして横の角度をつける投手でした。1回戦では最速139キロ
だということで、今後も楽しみな投手です。
準決勝は甲子園常連となった鳥取城北と創部10年の新鋭で快進撃が続く市呉の対決です。
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